塗装部紹介
塗装部はカチオン電着塗装と噴霧焼付塗装を業務の2本柱としております。
お客様からの「塗装仕様・品質」「加工物量・納品仕様・寸法」等のご要望に対して、バランスが良くフレキシブルにお応えすることで貢献しております。
カチオン電着塗装
当社は1987年に新規分野としてカチオン電着塗装専用の設備(前処理~電着塗装~焼付乾燥)を稼働、主に自動車業界に向けた営業品目としてスタートいたしました。
現在ではその特徴と優位性に加え、当社の技術力に高い評価をいただき、広範囲なお客様から多くのご用命を頂戴しております。
噴霧焼付塗装
噴霧焼付塗装は汎用性が高く、ポピュラーな塗装として安定した需要をいただいております。
お客様のニーズに即し、最適な塗装仕様・塗装工程設定を可能にするハード(装置・器具)とソフト(人的スキル・管理システム)の充実に努めております。
生産体制の紹介
カチオン電着塗装
タクト方式により、脱脂⇒リン酸亜鉛皮膜処理⇒電着塗装⇒洗浄⇒乾燥焼付、と工程が連続して自動進行し、素材を順次加工します。
工程管理項目(温度・物性・清浄度・電圧・時間など)を常時監視・調整し、最適な加工条件を維持することによる品質管理を行っております。
取付姿勢や1ハンガーあたりの取付分量(表面積)なども品質に関係するため、各種加工ノウハウの蓄積並びにスタッフ間の情報共有により品質の維持向上に努めております。
長尺品(2,400L×1,500H×700W)から小部品まで加工可能です。
ご用命により、カチオン電着塗装のみ、あるいは弊社内上塗加工を施して納品致します。
対応素材の材質・寸法、工程内容、塗装仕様等の詳細に関してはお問い合わせ下さい。
噴霧焼付塗装(溶剤、粉体)
コンベア噴霧焼付塗装設備(コンベア式乾燥炉設備併設)、固定式噴霧焼付塗装設備(固定式乾燥炉設備併設)を保有しております。各塗装ラインには適応する塗装仕様・素材仕様・形状などの特徴を設け、技能を身に着けた固定スタッフを配置することで仕様ごとの最適ラインを選定することが可能です。このように総合的工程管理により品質・生産能力の安定と向上に努めております。
表面処理
リン酸亜鉛皮膜処理設備(シャワー式)、酸洗浄処理設備(ディップ式)、コンベア式水切り乾燥炉設備を保有しております。
検 査
膜厚、色彩色差、光沢、硬度、密着度の測定を行い、さらに検査員・責任者により塗膜状態の目視検査およびマスキング等個別要求への対応・確認を行っております。
梱包・納品
◇梱包納品指示に従い納品いたします。
ご要望により常駐運送会社による納品も可能です。詳細についてはお問合せ願います。