塗料部紹介

塗料部は大井工場内に二工場を配置し、大手塗料メーカー、インキメーカーからの受託生産を行っております。

生産設備として混合・溶解が可能な攪拌装置、分散関係ではナノミルを初め、ロールミル、ボールミル、リングミルを保有しています。またシンナー専用ラインを保有し、ノンレス配管システムで耐コンタミ性を考慮した塗料、インキの製造を行っています。

お客様の品質要求に答えるべく品質管理体制の強化に努め、納期厳守の下、安定した製品を供給する生産体制を構築しています。

第1工場

第2工場

設備構成

生産の基本配管システムを採用し、各種コンタミ対応を考慮したライン仕様で生産を行っています。

品種切り替え時には、完全分解洗浄が基本であり、色コンタミ、樹脂コンタミに対応できるシステムです。

またバックtoバックシステムですので、各種容量のバックを取り揃えジャケット付仕様で対応しています。
このように品質の安定化に寄与できる方式としてノンレス生産体制となっています。

ナノミル

ナノミルはディスク型ビーズミルの事でビーズを使って粉体系を分散する設備です。
媒体種は、ガラスビーズを初め、ジルコン、ジルコニアを所有し、バックtoバック方式で難分散系にも容易に切り替えが可能なラインです。 機種も20L、50Lと複数台保有していますので占有使用も可能です。
また、移動式撹拌機との組み合わせで循環分散も可能なので夜間分散も可能です。


ロールミル

ロールミルとは2本のロールを互いに異なった速度で反対方向に回転させ、原料を分散する分散機で法線力理論に基づきスケールアップが可能です。
特に高粘度液体の分散に適する設備で高シェアの下、分散が行える設備です。


ボールミル

ボールミルとは円筒形の胴体に 被粉砕物と金属球を入れて、胴体を回転させて粉砕する装置のことです。
組成変化が著しい製品を密閉式で分散するバッチ式分散機を所有しています。